私は昔から、なぜか「何でも屋さん」になる。
以前の職場で働いていたときのこと。
所属していたのは情報処理を担当する部署だった。
……はずなのだけど(笑)。
Webを作ったり、看板を作ったり、Illustratorでポスターを作ったり。
「パソコンがつながらない」と言われれば、机の下にもぐって配線を確認する。
今思えば、
私、いったい何の担当だったんだろう(笑)。
そんな働き方をしていました。
仕事をしながら、もうひとつの仕事
当時は事務職で働きながら、個人事業主としての仕事もしていました。
Webデザインをしたり、パソコンのインストラクターをしたり、Illustratorを使って雑誌や看板を作ったり。
今のように、分からないことをすぐに何でも調べられる時代でもありません。
新しいことを始めるたびに、分からない😢
できない。
うまくいかない。
何度もやり直して、それでもできなくて。
悔しくて泣いたことも・・・
「どうしてできないんだろう」
そう思いながら、それでも仕事だから、なんとかするしかない。
調べて、試して、失敗して、またやってみる。
分からないことがあると、何度も本屋さんへ行って、専門書を探しました。
本を読んでも分からなくて、また別の本を探す。
そんなことを繰り返してた(笑)
そして不思議なことに、そんなときには、その分野に詳しい人とのご縁にも恵まれました。
大手メーカーで技術職をしている人など、私よりずっと専門的な知識を持った人たちに、いろいろ教えてもらいました。
一人で全部できるようになったわけではありません。
本から教わったこともあれば、人から教わったこともある。
そうやって少しずつ、「できない」が「できる」に変わっていきました。
それから長い時間が経ち、今は違う場所で働いています。
気づけば、今も「何でも屋さん」
でも、気がつけば今も、いろいろなことをしています。
Webに掲載する文章を考えたり、写真を撮ったり、ポスターや展示物を作ったり。
Illustratorを使って、実際に設置される看板のデザインもしています。
先日も、看板に使うたった数個のアイコンを探すのに何時間もかかりました。
内容に合っているか?
ほかのアイコンと雰囲気が揃っているか?
加工しやすいデータになっているか?
完成したものだけを見れば、そんなに時間がかかっているなんて誰も思わない・・
これも、デザインあるある(笑)。
「これくらい、すぐできるでしょう」
と思われている(笑)。
でもね、私は経験しているから分かる。
色々な作品を見ていても、「これ、大変な作業だっただろうなぁ」って。
ひとつのものを形にするまでに、どれだけ考えて、迷って、やり直しているのかを。
昔の私が、今の私を助けている
今、Illustratorを使いながら、ときどき昔のことを思い出します。
あの頃、必死になって覚えたこと。
うまくできなくて悔しかったこと。
何度も失敗したこと。・・ヤバって焦って徹夜したことw
リポDを机の上に並べながら、友人と目をシパシパさせながら仕事したことw(まだ若かったw)
あのときは、それが何年も先の自分に役立つなんて思わなかった。
でも今、自分がデザインしたものが実際に形になり、誰かの目に触れ、そしてその場所に残っていく。
それが、私はちょっと嬉しい。
誰も私が作ったなんて知らない。
もちろん、私の名前も入ってない。
それでも、その前を通るたびに、
「これ、私が作ったんだよな」
と、ひとりでちょっと嬉しくなります。
本当は隅っこに小さくサインでも入れたい(笑)。
人生って、不思議・・・。
頑張ったからといって、すぐに結果が出るとは限らない。
一生懸命やっているときほど、
「こんなことをして、何になるんだろう」
と思うことのほうが多いと思う。
でもね、そのとき身につけたものは、自分の中にちゃんと残ってくれていた。
そして何年も経って、思いもしなかった場所で、自分を助けてくれている。
私は長い時間過ごしてきて、こんなふうに思います。
すぐに結果が出なくても、努力は無駄にならない。
あの時の涙は、今の喜び。
昔の私に教えてあげたい。
できなくて悔しくて泣いているその時間も、ちゃんと未来につながってるよ、と。
今の私自身にも言っておきたい言葉です。
英語も。
ブログも。
すぐに結果が出なくてもいい。
出たら嬉しいけどね✨
今やっていることが、この先どこにつながるのかなんて、まだ分からないのだから。
だから今日も、できる方法を探しながら。
もう少しだけ、続けてみようと思います。
